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We love セレック! ―どんな白い歯を入れたいですか?―

セレックというのは、歯の表面のエナメル質とほぼ同じ硬さを持った、ドイツのシロナ(旧シーメンス)社製のセラミックです。コンピュータで設計するので、周辺の歯と良くなじむ形になります。

 

大好きなセレックについて、どこからお話ししましょうか? その前に、ある日、ふと浮かんできた詩(?)を書いておきます。

 

We love セレック!

 

 歯の表面と同じ硬さ、よく似た色調、、、。

人工エナメル質とも呼ぶべき極上の素材を

コンピュータが歯の形に合わせて削りだす。

 

生体となじみやすいのは、天然長石を含んだ素材だから。

形がとても自然なのは、膨大な歯形のデータの中から、

あなたに最もふさわしい形が選ばれるから。

 

私たちは、本当のあなたらしさを大切にするために、

コンピュータで白い歯を創る、

ドイツの精密医療機器 「セレック」を導入しました。

 

最近では、歯の修復に使われている材料について、大まかにいうと二つの観点から見直されています。その一つは、歯に似た色の素材で治したい、という審美性からの要望です。もう1つは、健康への影響という観点からです。

 

たとえば小さな虫歯を治療する時、昔ならアマルガムという水銀でこねた銀色の金属が詰められました。当時は、常温で固まってくれる硬い材料が無かったのです。今では光で固まるレジン性の白が当たり前になりましたね。前歯にかぶせ物をしなければならなくなった時、せめて前歯だけは白いままで治したいという要望は古くからありました。そこで、金属のかぶせ物を作って、外から見えるところにポーセレン(陶材)を七宝焼きのように焼き付けたメタルボンドが長い間使われてきました。自然に見える治療の要望は年々高まり、今では口を開いても治療したとは気づかれない、奥歯まで白い仕上げが喜ばれています。

 

もう一つは、健康面からの歯科材料の見直しです。体を診ているお医者さんたちからも声が上がり始めました。金属が口の中にあると電流(ガルバニー電流)が流れる。その結果、交感神経が慢性緊張状態になり免疫力の低下につながる可能性がある。また、水銀やパラジウムをはじめとする重金属が、唾液の中で溶け出し、体のあちこちに沈着するので健康を維持する上でマイナス要因となる。バイオレゾナンス医学会でこのような勉強をするにつれ、歯科材料としては金属から離れていただくことが、お口の中から健康をサポートできる方法の一つと考えるようになりました。

 

そこで考えたこと。せっかく金属を取り外していただくのであれば、その後に入れる素材が、見た目だけでなく健康に良いものでなければ意味がない。セレックは電流が発生しないだけでなく、天然長石がベースとなっているせいか気の通りを妨げない。

 

まず、自分とスタッフが体験して、これをぜひ皆さんのお口に入れて差し上げたいと強く感じて、マシーンを購入しました。セレックディレクターとして専任の技工士が、院内で製作にあたっています。

 

治療を体験された方からは、違和感がない、自分の歯みたい、眠れるようになった、肌が良くなった等々、嬉しい感想をたくさんいただいています。そのようなお声をうかがうたび、やっぱりセレックはステキ。セレックを診療に取り入れてよかったと思います。

 

佐藤 恭子

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