歯医者さんでは、子供は泣くのがお決まり。そんな時代があったことさえ忘れてしまうほど、最近のお子さんたちは、お行儀がいいですね。
もちろん、「ゼッタイニ アカナイゾ」 とばかりに、お口をぎゅっと結ぶ ガンバリヤサンもいます。
午前中に来院した**ちゃんも そんなお子さんでした。 さぁ どうしたものかとお顔を見ているうちに アイデアがひらめき、お口を開けてもらうことに成功しました。
その秘策とは!
かわいらしい手に鏡を渡しながら 「お口の中、見た事ある?」 「お口の中、見てみる?」 と声をかけます。すると、自然にお口を開いてくれるんですね。そこで、「お口の中 明るくしてあげるね。こっちはどうかな?」 といながら、お子さんが自分の歯を眺めているうちに検診を済ませます。
私たちは、つい 「お口開いてね。」 「アーンして。」 などと言ってましたが、お子さんと一緒に見ればよかったんですね。